AIUへの道 八期生版 B日程二次 ツッキー・ぽよ・マックス・がる編
2012.01.24 21:55|AIUへの道 八期生版|
AIU受験までの経緯
私がAIUを知ったのは中学の時です。高校時代第一志望はずっとAIUでしたが、真剣に意識し始めたのは高校2年の時に来たオープンキャンパスの後からだったと思います。私の周りにはAIUは交通の便も悪いし楽しい大学生活が送れるのかと心配する人もいましたが、オープンキャンパスに来て秋田の豊かな自然やAIUの落ち着いた雰囲気を肌で感じて、AIUで学びたいという思いはより一層深まりました。私はセンター試験に集中したかったので、AO入試や推薦入試は考えていませんでした(基準も満たしていませんでした)。センター試験の英語が満点換算される英検準1級もとらず、ただひたすらセンター試験の勉強をしました。私が二次試験の勉強を始めたのはセンター試験の後からです。(ツッキー)
私は、AIUのカリキュラムに惹かれて受験を決めました。1年間の留学経験がありAO入試に挑みましたが、結果は不合格、続くA日程も不合格となったのですが、B日程で合格することができました!(ぽよ)
僕は高校2年生の春にAIUに対して興味を持ち、AIUに進学することを決意しました。英語だけでなく幅広い教養が学べ、留学生との寮生活によって英語コミュニケーション能力を身につけられる環境は、僕の将来を考えるにあたってとても魅力的だったからです。大学生活=遊び回るだけ。ということに対しても日々疑問を感じていたので、勉強に打ち込めるAIUの環境にも魅力を感じました。僕はオープンキャンパスにも参加しました。広め隊の方々や他の生徒さんともお話させていただき、この経験がAIUで勉強したいという気持ちをより一層強くさせたと思います。(マックス)
AIUのことを知ったのは高2から高3にかけての冬、進路についての相談にのってくれた先輩に、国際教養大学を勧められ、そこで初めてAIUの存在を知りました。そんなとき、秋田へ部活の遠征で行く機会があり、「これはチャンスだ!」と顧問の先生に頼んで、帰りに国際教養大学を見学することを許してもらいました。オープンキャンパスに参加ということではなかったのですが、大学の設備をみて、ここなら4年間勉強するのに良い環境が整っていると思いました。加えて図書館入口にあった貼り紙に書かれた学長の大学の在り方に対する理念や情熱を読んで、ここだ!と第一志望校をAIUに変えました。(がる)
私がAIUを知ったのは中学の時です。高校時代第一志望はずっとAIUでしたが、真剣に意識し始めたのは高校2年の時に来たオープンキャンパスの後からだったと思います。私の周りにはAIUは交通の便も悪いし楽しい大学生活が送れるのかと心配する人もいましたが、オープンキャンパスに来て秋田の豊かな自然やAIUの落ち着いた雰囲気を肌で感じて、AIUで学びたいという思いはより一層深まりました。私はセンター試験に集中したかったので、AO入試や推薦入試は考えていませんでした(基準も満たしていませんでした)。センター試験の英語が満点換算される英検準1級もとらず、ただひたすらセンター試験の勉強をしました。私が二次試験の勉強を始めたのはセンター試験の後からです。(ツッキー)
私は、AIUのカリキュラムに惹かれて受験を決めました。1年間の留学経験がありAO入試に挑みましたが、結果は不合格、続くA日程も不合格となったのですが、B日程で合格することができました!(ぽよ)
僕は高校2年生の春にAIUに対して興味を持ち、AIUに進学することを決意しました。英語だけでなく幅広い教養が学べ、留学生との寮生活によって英語コミュニケーション能力を身につけられる環境は、僕の将来を考えるにあたってとても魅力的だったからです。大学生活=遊び回るだけ。ということに対しても日々疑問を感じていたので、勉強に打ち込めるAIUの環境にも魅力を感じました。僕はオープンキャンパスにも参加しました。広め隊の方々や他の生徒さんともお話させていただき、この経験がAIUで勉強したいという気持ちをより一層強くさせたと思います。(マックス)
AIUのことを知ったのは高2から高3にかけての冬、進路についての相談にのってくれた先輩に、国際教養大学を勧められ、そこで初めてAIUの存在を知りました。そんなとき、秋田へ部活の遠征で行く機会があり、「これはチャンスだ!」と顧問の先生に頼んで、帰りに国際教養大学を見学することを許してもらいました。オープンキャンパスに参加ということではなかったのですが、大学の設備をみて、ここなら4年間勉強するのに良い環境が整っていると思いました。加えて図書館入口にあった貼り紙に書かれた学長の大学の在り方に対する理念や情熱を読んで、ここだ!と第一志望校をAIUに変えました。(がる)
2次対策
<国語>
まず課題文の内容読解は大切です。課題文が何を伝えようとしているかしっかり汲み取って下さい。次にどのような観点から小論文を書いたらいいかということです。きちんと論理的に説明出来る方を選んで書いて下さい。小論文をかく上で、テーマを取り巻く状況の基礎知識は重要になってきます。英語のエッセイにも使えるので、情報収集は面倒に思わずやっておくべきだと思います。(ツッキー)
•国語の入試形態は毎年変わります。過去問を見てわかるように、資料分析が出た年もあれば、要約と小論文だけの時もあります。あまり、予想を立てずに、さまざまな種類の問題に取り組むとよいと思います。
•小論文も英語同様、同じ内容で2,3回書き直しました。また賛成で書いた小論文の次は同じ内容で反対の意見から書いてみるということもしました。
•自分で書いた文章に批判的になってみてください。書き終えて読んでみると、つっこみどころがたくさんあると思います。自分の意見には、どうしてそう思うのか、その意見を支える事実は何かなど常に考えてください。(ぽよ)
赤本を参考にしてもらいたいですが、去年は要約問題と自分の意見を書く問題の2タイプだったように思います。一昨年までは小論文のような形になっていました。勉強方法としては、話の内容、主題などをつかむ練習をした方が良いと思います。そして話の内容をつかんだうえで、それに関する自分の意見を述べる練習もしてください。国語の先生と話し合って対策を決めていくのも良いと思います。ただ一つ注意してほしいのは、国際教養学部だからといって国際関係の問題だけではありません。去年は「規則と法」に関する問題でした。幅広い視野を持って情報を集めて試験にのぞんでください。(マックス)
国語に関しては、対策は赤本しか使いませんでした。まず自分で過去問を解いて、国語の先生に添削してもらい、書き直し、また添削してもらい・・・の繰り返しでした。全ての過去問を3回は書き直しました。多いもので5回くらい書き直したものもありました。
加えて、小論文を書く上で必要な知識を身につけるため過去に出た問題に関連するジャンルの新書などを毎日読んでいました。国語の対策として読んでいたのですが、結果的には非言語コミュニケーションについての英語小論文の試験で、新書で似たようなジャンルの本を読んでいたことが自分の立場の理由づけをする上で役にたちました。(がる)
<英語>
文構造や単語の難易度よりも全体の構成が大切です。言いたいことを論理的に説明出来ているかが非常に重要視されると思います。私の場合、赤本を一回やってみたものの、最初は語数が全然足りていませんでした。同じことを繰り返し述べてみたり、主題からそれた内容をずっと説明していたり、語数を増やすことに必死でした。しかし、それでは良いエッセイは書けません。ですから、書き始める前にきちんと組み立てて、例を出して熟考すべきだと思います。実際試験時間に余裕は無いですが、構成がしっかりしていないと後半で詰まってしまって、それこそタイムロスです。段落がそれぞれ主張を直接的に支えているか、というのも重要ポイントです。私は書くことがなくなると、無理やり捻くり出して最後の段落の中身が薄くなったりしました。そういうエッセイは避けて下さい。私は最初赤本で勉強して、赤本を解ききったら先生にお題をだしてもらって同じ形式で書き続けました。添削も書き直しもどちらもかなり重要です。一人で何回もやるだけだったら、一回添削してもらい書き直しした方がまだ良いのではないかと思います。私はA日程で一度落ちてB日程で合格したのですが、A日程は過去問と似た形式で出て、B日程では結構な変更点がありました。しかしそういう場合も、今までやってきたことは必ず生きるので、問題形式の変更等はあまり心配する必要は無いと思います。私はそれまで英語小論文なんて書いたことがなかったので、受験生時代は毎日試験のことを心配していました。しかし何回も書いて何回も添削してもらって何回もやり直しをしたら、書くコツや時間配分などが少しずつ分かってくると思います。私がやっておいてよかったと思うことは、かっこいいフレーズや便利な言い回しを少し暗記しておいたことです。日本語では分かるけれど英語でどういうか分からない…という単語を辞書で調べておくと結構使えると思いますよ。時には説明しながら書くというのも良いと思いますが、一つのエッセイの中で何回も説明していると、長い割に内容が薄くなってしまいます。でも補足説明は必要ですよ!あとは、使えるディスコースマーカーの種類を増やすことです(例:all the same, in contrast, additionally, in any case, inevitably)。逆接、例示、言い換え、帰結等、ディスコースマーカーはエッセイのなかで非常に重要です。それによって主張が分かりやすくなるし、より学術的なエッセイが書けると思います。(ツッキー)
ライティングの授業で習ったことですが、エッセイの大事な重点ポイントは①main idea(自分の考えをはっきりと示してください)②examples that support thesis(メインアイディアを説明するための例や情報の提示が大切です)③basic grammar(文法のミスに気をつけてください)④vocabulary(適切な単語の使い方をしてください)⑤誰に話しているかに注目することです。これは、受験生のみなさんはエッセイを試験官に向けて書きます。試験官は日本人の方か外国人の方かはわかりません。あなたの体験を書くとき、あなたはそのことを実際に経験しているので分かります。でも試験官は経験していません。なので、誰が読んでも分かる読みやすい文章を書くことが大切です。これらの5つは本当に大事です。中でも1番と2番が重要です!この二つがしっかりしていなければ、どんなに文法が正しくたって、単語を正しく使ったってなんの意味もありません!
エッセイは基本的に5つのパラグラフで書きます。①導入(メインアイディアの提示)②、③、④メインアイディアについての具体例、説明など⑤コンクリュージョン(まとめです。※コンリュージョンには新しい考えなどを書かないこと。基本的には第一パラグラフの復唱になります)エッセイをこのように5つのパラグラフでかけるようになることがまず第一歩です。
エッセイは一回で完璧に書くことは不可能です。私は日本人の英語の先生に添削を頼みました。添削されて戻ってきたエッセイを、もう一度書き直し見せていました。実際に、一生懸命に慣れない英語で長いエッセイを書くので、ダメだと言われると落ち込みます。でも、何度も書き直せば自分が上手になっていることにも気づくはずです。あまり気を落とさずに、書き続けてください!
エッセイを書くときに大事なことは、長い文章を書かないこと。自分の頭の中でわかっていても、意外と英語にして他の人に見せると全然意味が伝わらないことがほとんどです。自分でも自信を持てるくらいの短くて分かりやすい英語で書いてください。
難しい単語を使わないこと。はっきりいって、難しい単語を使ったからといって加点されることはありません。簡単な単語で書いた方が、ミスも減ります。
表現をするのが難しい言葉は、他の言葉で表す努力をしてください。これは私の体験談ですが、“上座”“下座”という英語が分からず“seat far away from a door””seat close to a door”と書きました。こんな感じでいいんです!自分の持っている単語、表現力で努力して書けば採点者に伝わります。(ぽよ)
英語は英語小論文という、日本の高校生にはあまりなじみのない試験です。まず英語小論文にはきちんとした形・文構成があるので、それを身につけてください。そこからは語彙力・発想力・文をまとめる力にかかってきます。単語はとにかく覚える。自分のやりやすいやり方や、慣れている参考書でいいです。そして発想力と文構成の力を伸ばすため、とにかくエッセイを書きまくってください。そしてALTの先生や英語の先生に添削してもらいます。「数から生まれる質」があります。トピックをいろいろ変えて書いていきましょう。
試験の問題の傾向に関してですが、去年のB日程では問題の形式が大きく変わりました。従来であればトピックが与えられ、それについての英語小論文ですが、去年は答え方も細かく指示され、すこし焦りました。僕は逆に答えやすかったですが、嫌だったという人も多くいます。柔軟に、どんな問題形式でも自分の答えをしっかりと英語で答えられるようにしておいてください。
2次英語に関しては、参考書を使うのを強くすすめます。知らなかった英語小論文の知識や、考え方が身につくと思います。国語同様、幅広い知識と視野を持って試験にのぞんでください。(マックス)
英語に関しても、対策のメインは赤本でした。A・B・C日程の過去問を一日1題ずつ解いて、英語の先生に添削してもらい、また書き直したものと新たに書いたものを持って行って見てもらい・・・の繰り返しでした。英語でエッセイを書くのに正しい文法で書くことが求められるため、学校で配られた参考書の文法・語法のパートを間違えた問題に印をつけ、間違えなくなるまで10回解きました。
あとは市販の英作文対策の本を買い、添削などはお願いしませんでしたが、自分で毎日1題ずつ解いていました。私が使っていた本は解答例が賛成・反対のどちらの立場も載っていたので、その問題についてどういう理由を用いて自分の立場を主張しているかなどを参考にして、使える表現などをチェックしていました。
あとは、TEDtalks(http://www.ted.com/translate/languages/jpn)という世界のそれぞれの分野の先駆者が18分以内でスピーチをする会議の動画が無料でみられるサイトを毎日見ていました。自分の立場の意見をサポートする理由を考える上で参考になると思います。日本語字幕で内容を理解して、メモは簡単に英語でとっておくのがオススメです。私の場合、国語の試験で法と常識とどちらを優先するべきかという課題が出たときに、TEDtalksで法学者のスピーチを聞いていたことがとても役にたちました。(がる)
メッセージ
不安になる気持ちはみんな同じです。いくら模試の結果が悪くてもセンター試験本番で結果を出せばいいだけのことです。センター試験があまり良くなくても二次で挽回すればいいだけのことです。大切なのは諦めないことですよ!自分を信じて突き進んでいって下さい!(ツッキー)
B日程は毎年、倍率が一番低いです!今、楽な道を選ぶのでなく、険しい道を選ぶ方が合格のチャンスは格段に上がります。AIU生は数学が苦手な子が多いようですが、AIUに入ったら絶対に数学の授業をとらなくてはいけません。逃げていてもいつかは、直面しなければいけない難題を、今のうちから向き合ってみてはどうでしょうか?来年の4月にみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!(ぽよ)
後悔しないでください。とにかくそれに尽きます。寝る前に「もう少し勉強したらよかった」と思ったら、そこから勉強です。最終的な差は、どれだけAIUに入りたいかが大事になってきます。春に、みなさんとAIUの先輩として会えることを楽しみにしています。すべては自分次第!!(マックス)
これはあくまで私の受験体験であり、こうすればAIUに合格できるということではありません。試験対策については役にたったと思うことだけしか書いていませんので、これは自分に合うかもと思った部分だけを参考にしてください。どこからのスタートなのか、そこにたどりつくまでどのくらい時間を要するのか、どんな勉強の仕方が自分に合うのかということは人それぞれです。色々試行錯誤しながら自分に合う勉強法を探していってください。
(がる)
<国語>
まず課題文の内容読解は大切です。課題文が何を伝えようとしているかしっかり汲み取って下さい。次にどのような観点から小論文を書いたらいいかということです。きちんと論理的に説明出来る方を選んで書いて下さい。小論文をかく上で、テーマを取り巻く状況の基礎知識は重要になってきます。英語のエッセイにも使えるので、情報収集は面倒に思わずやっておくべきだと思います。(ツッキー)
•国語の入試形態は毎年変わります。過去問を見てわかるように、資料分析が出た年もあれば、要約と小論文だけの時もあります。あまり、予想を立てずに、さまざまな種類の問題に取り組むとよいと思います。
•小論文も英語同様、同じ内容で2,3回書き直しました。また賛成で書いた小論文の次は同じ内容で反対の意見から書いてみるということもしました。
•自分で書いた文章に批判的になってみてください。書き終えて読んでみると、つっこみどころがたくさんあると思います。自分の意見には、どうしてそう思うのか、その意見を支える事実は何かなど常に考えてください。(ぽよ)
赤本を参考にしてもらいたいですが、去年は要約問題と自分の意見を書く問題の2タイプだったように思います。一昨年までは小論文のような形になっていました。勉強方法としては、話の内容、主題などをつかむ練習をした方が良いと思います。そして話の内容をつかんだうえで、それに関する自分の意見を述べる練習もしてください。国語の先生と話し合って対策を決めていくのも良いと思います。ただ一つ注意してほしいのは、国際教養学部だからといって国際関係の問題だけではありません。去年は「規則と法」に関する問題でした。幅広い視野を持って情報を集めて試験にのぞんでください。(マックス)
国語に関しては、対策は赤本しか使いませんでした。まず自分で過去問を解いて、国語の先生に添削してもらい、書き直し、また添削してもらい・・・の繰り返しでした。全ての過去問を3回は書き直しました。多いもので5回くらい書き直したものもありました。
加えて、小論文を書く上で必要な知識を身につけるため過去に出た問題に関連するジャンルの新書などを毎日読んでいました。国語の対策として読んでいたのですが、結果的には非言語コミュニケーションについての英語小論文の試験で、新書で似たようなジャンルの本を読んでいたことが自分の立場の理由づけをする上で役にたちました。(がる)
<英語>
文構造や単語の難易度よりも全体の構成が大切です。言いたいことを論理的に説明出来ているかが非常に重要視されると思います。私の場合、赤本を一回やってみたものの、最初は語数が全然足りていませんでした。同じことを繰り返し述べてみたり、主題からそれた内容をずっと説明していたり、語数を増やすことに必死でした。しかし、それでは良いエッセイは書けません。ですから、書き始める前にきちんと組み立てて、例を出して熟考すべきだと思います。実際試験時間に余裕は無いですが、構成がしっかりしていないと後半で詰まってしまって、それこそタイムロスです。段落がそれぞれ主張を直接的に支えているか、というのも重要ポイントです。私は書くことがなくなると、無理やり捻くり出して最後の段落の中身が薄くなったりしました。そういうエッセイは避けて下さい。私は最初赤本で勉強して、赤本を解ききったら先生にお題をだしてもらって同じ形式で書き続けました。添削も書き直しもどちらもかなり重要です。一人で何回もやるだけだったら、一回添削してもらい書き直しした方がまだ良いのではないかと思います。私はA日程で一度落ちてB日程で合格したのですが、A日程は過去問と似た形式で出て、B日程では結構な変更点がありました。しかしそういう場合も、今までやってきたことは必ず生きるので、問題形式の変更等はあまり心配する必要は無いと思います。私はそれまで英語小論文なんて書いたことがなかったので、受験生時代は毎日試験のことを心配していました。しかし何回も書いて何回も添削してもらって何回もやり直しをしたら、書くコツや時間配分などが少しずつ分かってくると思います。私がやっておいてよかったと思うことは、かっこいいフレーズや便利な言い回しを少し暗記しておいたことです。日本語では分かるけれど英語でどういうか分からない…という単語を辞書で調べておくと結構使えると思いますよ。時には説明しながら書くというのも良いと思いますが、一つのエッセイの中で何回も説明していると、長い割に内容が薄くなってしまいます。でも補足説明は必要ですよ!あとは、使えるディスコースマーカーの種類を増やすことです(例:all the same, in contrast, additionally, in any case, inevitably)。逆接、例示、言い換え、帰結等、ディスコースマーカーはエッセイのなかで非常に重要です。それによって主張が分かりやすくなるし、より学術的なエッセイが書けると思います。(ツッキー)
ライティングの授業で習ったことですが、エッセイの大事な重点ポイントは①main idea(自分の考えをはっきりと示してください)②examples that support thesis(メインアイディアを説明するための例や情報の提示が大切です)③basic grammar(文法のミスに気をつけてください)④vocabulary(適切な単語の使い方をしてください)⑤誰に話しているかに注目することです。これは、受験生のみなさんはエッセイを試験官に向けて書きます。試験官は日本人の方か外国人の方かはわかりません。あなたの体験を書くとき、あなたはそのことを実際に経験しているので分かります。でも試験官は経験していません。なので、誰が読んでも分かる読みやすい文章を書くことが大切です。これらの5つは本当に大事です。中でも1番と2番が重要です!この二つがしっかりしていなければ、どんなに文法が正しくたって、単語を正しく使ったってなんの意味もありません!
エッセイは基本的に5つのパラグラフで書きます。①導入(メインアイディアの提示)②、③、④メインアイディアについての具体例、説明など⑤コンクリュージョン(まとめです。※コンリュージョンには新しい考えなどを書かないこと。基本的には第一パラグラフの復唱になります)エッセイをこのように5つのパラグラフでかけるようになることがまず第一歩です。
エッセイは一回で完璧に書くことは不可能です。私は日本人の英語の先生に添削を頼みました。添削されて戻ってきたエッセイを、もう一度書き直し見せていました。実際に、一生懸命に慣れない英語で長いエッセイを書くので、ダメだと言われると落ち込みます。でも、何度も書き直せば自分が上手になっていることにも気づくはずです。あまり気を落とさずに、書き続けてください!
エッセイを書くときに大事なことは、長い文章を書かないこと。自分の頭の中でわかっていても、意外と英語にして他の人に見せると全然意味が伝わらないことがほとんどです。自分でも自信を持てるくらいの短くて分かりやすい英語で書いてください。
難しい単語を使わないこと。はっきりいって、難しい単語を使ったからといって加点されることはありません。簡単な単語で書いた方が、ミスも減ります。
表現をするのが難しい言葉は、他の言葉で表す努力をしてください。これは私の体験談ですが、“上座”“下座”という英語が分からず“seat far away from a door””seat close to a door”と書きました。こんな感じでいいんです!自分の持っている単語、表現力で努力して書けば採点者に伝わります。(ぽよ)
英語は英語小論文という、日本の高校生にはあまりなじみのない試験です。まず英語小論文にはきちんとした形・文構成があるので、それを身につけてください。そこからは語彙力・発想力・文をまとめる力にかかってきます。単語はとにかく覚える。自分のやりやすいやり方や、慣れている参考書でいいです。そして発想力と文構成の力を伸ばすため、とにかくエッセイを書きまくってください。そしてALTの先生や英語の先生に添削してもらいます。「数から生まれる質」があります。トピックをいろいろ変えて書いていきましょう。
試験の問題の傾向に関してですが、去年のB日程では問題の形式が大きく変わりました。従来であればトピックが与えられ、それについての英語小論文ですが、去年は答え方も細かく指示され、すこし焦りました。僕は逆に答えやすかったですが、嫌だったという人も多くいます。柔軟に、どんな問題形式でも自分の答えをしっかりと英語で答えられるようにしておいてください。
2次英語に関しては、参考書を使うのを強くすすめます。知らなかった英語小論文の知識や、考え方が身につくと思います。国語同様、幅広い知識と視野を持って試験にのぞんでください。(マックス)
英語に関しても、対策のメインは赤本でした。A・B・C日程の過去問を一日1題ずつ解いて、英語の先生に添削してもらい、また書き直したものと新たに書いたものを持って行って見てもらい・・・の繰り返しでした。英語でエッセイを書くのに正しい文法で書くことが求められるため、学校で配られた参考書の文法・語法のパートを間違えた問題に印をつけ、間違えなくなるまで10回解きました。
あとは市販の英作文対策の本を買い、添削などはお願いしませんでしたが、自分で毎日1題ずつ解いていました。私が使っていた本は解答例が賛成・反対のどちらの立場も載っていたので、その問題についてどういう理由を用いて自分の立場を主張しているかなどを参考にして、使える表現などをチェックしていました。
あとは、TEDtalks(http://www.ted.com/translate/languages/jpn)という世界のそれぞれの分野の先駆者が18分以内でスピーチをする会議の動画が無料でみられるサイトを毎日見ていました。自分の立場の意見をサポートする理由を考える上で参考になると思います。日本語字幕で内容を理解して、メモは簡単に英語でとっておくのがオススメです。私の場合、国語の試験で法と常識とどちらを優先するべきかという課題が出たときに、TEDtalksで法学者のスピーチを聞いていたことがとても役にたちました。(がる)
メッセージ
不安になる気持ちはみんな同じです。いくら模試の結果が悪くてもセンター試験本番で結果を出せばいいだけのことです。センター試験があまり良くなくても二次で挽回すればいいだけのことです。大切なのは諦めないことですよ!自分を信じて突き進んでいって下さい!(ツッキー)
B日程は毎年、倍率が一番低いです!今、楽な道を選ぶのでなく、険しい道を選ぶ方が合格のチャンスは格段に上がります。AIU生は数学が苦手な子が多いようですが、AIUに入ったら絶対に数学の授業をとらなくてはいけません。逃げていてもいつかは、直面しなければいけない難題を、今のうちから向き合ってみてはどうでしょうか?来年の4月にみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!(ぽよ)
後悔しないでください。とにかくそれに尽きます。寝る前に「もう少し勉強したらよかった」と思ったら、そこから勉強です。最終的な差は、どれだけAIUに入りたいかが大事になってきます。春に、みなさんとAIUの先輩として会えることを楽しみにしています。すべては自分次第!!(マックス)
これはあくまで私の受験体験であり、こうすればAIUに合格できるということではありません。試験対策については役にたったと思うことだけしか書いていませんので、これは自分に合うかもと思った部分だけを参考にしてください。どこからのスタートなのか、そこにたどりつくまでどのくらい時間を要するのか、どんな勉強の仕方が自分に合うのかということは人それぞれです。色々試行錯誤しながら自分に合う勉強法を探していってください。
(がる)
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